洋画【ザ・コンサルタント】感想
こんにちは、今回はベン・アフレック主演の映画【ザ・コンサルタント】をご紹介します。
日本での上映は2017年1月でした。
ベン・アフレック主演の映画は久しぶりだったので今回見るときはワクワクしていました。
今回もネタバレありなので閲覧にはご注意くださいね★
そして、今回はすごく長いです^^;
そこもご了承ください!
【内容】
ベン・アフレック演じる主人公【クリスチャン・ウルフ】の物語なのですが、この映画・・・過去をはさみながら進行していきます。
まずは、過去編から順に紹介しますね。
ウルフは、父・母・自分・弟の4人家族でした。
自閉症を患っていたため、母は心配してニューハンプシャー州のハーバー神経科学研究所という精神障害児を専門にケアを行う森の中の静かな施設へと家族で足を運びます。
施設の所長から話を聞く両親とは別の部屋で、クリスチャンと弟【ブラクストン】は待機しています。
そこには、ここで生活をしている所長の娘【ジャスティン】がいました。
ジャスティンも障害を持っており、会話することができません。
そんなジャスティンをよそに、クリスチャンはパズルをやっています。
体を揺らし歌を歌いながら、落ち着かない様子ですがそれが症状なのです。
それを見た所長は、ここで生活することを進めます。しかし、軍人の父は許しません。
社会生活をするうえで、自閉症を患っているからと世間はクリスチャンを特別扱いしない・・・そう父は言いました。
少しエキサイトした会話をしている大人たち・・・別室のクリスチャンはパズルを続けています。
最後の1ピースになったとき、クリスチャンは叫びパニックになります。
最後のピースが見つからないと・・・ですが、そんなクリスチャンのそばにジャスティンが歩み寄ってきます。
そして、そばに落ちていたパズルのピースを拾いクリスチャンへと手渡します。
そして完成したパズルは、なんと裏面だったのです。
なんの絵柄もないパズルを完成させたんです・・・才能っていうものなのでしょうか^^
(表面には、もちろん絵柄がありますよ)
その後、家族は施設を後にします。
時が流れ、冬・・・父が軍から帰宅すると母はタクシーにのって出ていくことを外で伝えます。
そんな様子を家の中で見ている兄弟・・・父はカンカンです。
クリスチャンはパニックになり手当たり次第に物を投げます。
そんな様子を見ていたブラクストンは外にいる母に向かって中指を立てて母に敵意のようなものを表します。
それを見た母は、タクシーに乗って去っていきます。
父は、家に入りパニック状態のクリスチャンを抱きかかえ落ち着かせます。
そして、また時は流れ家族はインドにいた。
父の知り合いから拳法を教わる兄弟・・・倒れても倒れても父は辞めさせません。
拳法を教える師匠が辞めようと言っても、辞めさせることはありませんでした。
その後、クリスチャンは学校でいじめを受けます。
眼鏡を壊されたクリスチャンをみて、父はこのままでいるのか変わるのかを車の中で問います。
悩むクリスチャン・・・傍らにはいつもブラクストンがいます。
そして、意を決してクリスチャンは車を飛び出しいじめたやつらを叩きのめします。父の合図でブラクストンも向かいます。
どんな時でもブラクストンは兄の味方です。
また時は流れ、クリスチャンも大人になります。
大人になったクリスチャンと父は別れた妻であり母の葬儀に向かいました。
しかし、追い払われます。
中でもみあいになった時、警官が発砲してしまい父は被弾のうえ死亡。その父の亡骸を見ながらクリスチャンは逮捕されてしまいます。
そして、獄中で【フランシス・シルヴァーバーグ 】から様々なことを教わります。裏社会のことを・・・
この老人こそが、闇社会の会計士でありクリスチャンのもう一人の師でした。
フランシスは、情報を警察組織に提供する代わりに牢でかくまってもらう約束でした。
しかし、その後釈放されてしまい裏組織の連中になぶり殺しにされてしまいます。
そのことを知ったクリスチャンは、怒り狂い看守の水筒一つで脱獄、その後裏組織の連中を皆殺しにした。
そこに、レイモンドも来たがクリスチャンに後ろから頭部に銃を突き付けられてしまう。
そしてクリスチャンにこんなことを問われた・・・「いい父親だったか」と
その問いに対し、仕事ではだめでも家ではいい父親だったと泣きながら答える。
その答えを聞いたクリスチャンは、なにもせず去っていった。
脱獄後、いつもクリスチャンを心配したり情報を提供したり手助けする謎の声がいた(携帯に非通知でいつもかかってくる)
裏社会のことや警察組織のことなんでも調べてくれ、クリスチャンに仕事を回していた。
その謎の声が、今回の件で退職しようとしていたレイモンドのもとへ電話である事件を密告する。
そして、その功績をたたえられレイモンドは昇進することとなる。
時は流れクリスチャンは開業し会計士として事務所を構え仕事をはじめる。
もちろん、獄中で師に教わった裏社会の会計士としても仕事をしていた。
その日は、農場の夫婦からの依頼で仕事をした。
そして、農場夫婦に気に入られ夫婦からいつでも遊びに来て農場を好きに使っていいよと言われる。
その日からちょくちょく農場に行き、射撃の練習場として使うようになった。
そのころ、レイモンドは【メリーベス・メディナ】を部屋に呼び自分のそばで仕事をしないかともちかけるも断られそうになる。
しかし、前科があることを出し脅しに近いやり方で納得させる。
その後レイモンドはメディナに数枚の写真を見せその共通点を聞く、そこには正面や顔は写らずともおなじ男性がうつっていた。
レイモンドは、退職までにこの男を突き止めたいという。
そして、その調査を極秘でやってほしいと頼む。引き受けたメディナは複数ある名前やレイモンドが唯一もっていたあの時(ガンヴィーノ事件)の音声データなどから探し出す。
そして、闇の会計士ならと収入などお金や財産にかかわる調査をし始める。
そして、そのころクリスチャンは新たな取引先【リヴィング・ロボティクス社】の仕事を引き受けていた。
そこで出会う【デイナ・カミングス】というとても気さくで人懐っこい女性に惹かれていく。
デイナが用意してくれた資料に目を通しホワイトボードや壁ガラスいたるところに情報を書いていくクリスチャン、そしてゴールにたどり着きデイナに報告する
しかし、その後社長に報告しようとするため会社に行くと、書いてきたデータは清掃員にそって消され社長がやってくるとその犯人と思しき社長【ラマー・ブラックバーン】の親友のCFOは昨晩自殺してしまったと伝えられた。
そのため、この調査は打ち切りにする。と言われてしまった。
腑に落ちないクリスチャンだがしかたないため渋々諦める。
(CFOは昨晩殺し屋に殺されていたのだ)
自閉症の彼にとって最後までできなかったことがとてつもないストレスとなる、その日はいつもの日課が完遂できず過去の記憶がよみがえったりとつらい一日となった。
翌日、クリスチャンがまたあの農場で射撃の練習をしているとクリスチャンを殺しに男二人組がやってくる。
夫婦を脅すも、クリスチャンは可憐に倒していく。そして夫婦のもとを去るが気がかりがあった。もしかするとあの情報を共有していたデイナも危ないのではないかと・・・
気になったクリスチャンはいつものようにある人物に情報提供を頼みデイナの住所を教わる。
そのころ、やはりデイナのところに怪しい男たちが近づいておりその様子を目撃したクリスチャンは急いで向かう。
部屋でデイナが襲われているころ、クリスチャンもなんとかデイナの元へと到着する。
付近にいた男二人と、中にいた宅配業者姿の怪しい奴らを倒しデイナを救出。
そして、倉庫兼隠れ家のキャンピングカーに向かい必要なお金や武器をバックに入れてホテルに二人身をひそめる。
そこで距離が近づく二人・・・しかし状況やクリスチャンの心の問題もありなかなか上手く行かない・・・
その日の夜に、クリスチャンはラマーの妹に目をつけており向かう。しかし、着いた頃にはもう亡くなっていた。
一方、レイモンドとメディナはクリスチャンの自宅を突き止め、家宅捜索を行った。
自宅内からは高機能なマシンガンや、多数の防犯カメラなどが見つかった。
レイモンドが家の中を捜索していると、戸棚から胴の部分が凹み、壊れた水筒が出てきた。
レイモンドは、それを見て昔を思い出し微笑んだ。
家宅捜索が終わるとレイモンドとメディナはリビングで話をした。
かつて、フランシス・シルバーバーグという人間がマフィアのガンビーノ一家や他に様々な闇組織の会計を担当していた男がいたということやフランシスが老齢となるにつれ、彼が逃亡するのではないかと恐れたガンビーノ一家がフランシスに危害を与える前に、フランシスは囚人となって身の安全を確保したこと。
フランシスは、同居したクリスチャンと意気投合し、彼ら2人はいつも一緒にいたことやフランシスは、彼のこれまでのビジネスの全てやそのノウハウをクリスチャンに伝授したこと。
フランシスは何かの拍子に釈放されてしまい、そこをガンビーノ一家に狙い撃ちされたことやフランシスは、厳しい拷問の挙句、焼死体として見つかったこと。
フランシスの死を知ったクリスチャンは、怒り狂って看守の持っていた水筒のビンを片手に、刑務所を脱獄して去っていったこと。
また、レイモンドはなぜクリスチャンが刑務所にいたのか、その理由を説明した。
クリスチャンの母が亡くなった時、彼と彼の父は軍服を来て、母の葬儀に出席したのだった。すでに再婚後で、再婚相手の子供も2人いたことから、再婚した夫が二人を追い出そうとしたが、クリスチャンが突然暴れだしたために驚いた警官が取り押さえるために発砲してしまった。すると、その間に入ったクリスチャンの父が代わりに凶弾に倒れたのだった。そのため、クリスチャンは刑務所にいた。
また、レイモンドはガンヴィーノ事件の際に、クリスチャンがガンヴィーノ一家に復讐を果たしているその真っ最中に現場に向かい、クリスチャンに命乞いをして一命を取り留めたことをメディナに告白した。
ガンヴィーノ事件以来、すっかりやる気を失って早期退職を決めたレイモンドだったが、退職するまさにその日、レイモンドのもとに匿名電話がかかってきた。まぎれもなく、あの声だった。
その声は、人間売買の秘密組織について告発する内容だった。
以来、レイモンドはその声のお陰で別事件などでも次々と警察内で実績を挙げ、昇進を続けることができたのだという。
しかし、レイモンドは今度こそ引退の日々が近づいていたため、その後継者を探していたところだったのだ。そして、白羽の矢を立てたのが前科もあり、ある意味逃げられないであろうメディナだったのだ。
メディナは困惑していた・・・しかし、その時ちょうどメディナに電話がかかってくる。
「テーブルに足をのせるのを止めるようレイモンドに言うように」という指示だった・・・。
その後、クリスチャンはデイナのことを慕っているからこそ傍から去った。
そして、調査してあのラマーが怪しいため武器を手に向かう。
そしてラマーの屋敷に着くとやはり武装しており、それでも着々と確実に倒していく、そこにはCFOを殺したあの男もいた。
そして屋敷の中まで入り残りはラマーとあの男のみ、そこで男はあることに気が付きクリスチャンの元へと向かう・・・そして対面し確信へと変わった。
クリスチャンと敵対していた男こそ、かつて離れ離れになってしまった弟のブラクストンだったのだ。
ふたりは、取っ組み合って喧嘩したのち、クリスチャンはラマーを倒し近いうちに再開する約束をしてその場を後にした。
ラマーが死んだことでいったんこの事件も解決し、そのころメディナもレイモンドから正式に仕事を引き継ぎ記者会見をしていた。
クリスチャンと別れたデイナは、壊された自宅の修復を行っていた。
そこへ差出人不明の宅急便が来て、中を開けると「ポーカーをする犬」の絵が入っていた。あのホテルでクリスチャンにデイナが話した内容だった。
しかし、よくその絵を見てみるとそれは包み紙だった。
包み紙を破ると、中からジャクソン・ポロックの絵画が現れた。
一度だけ連れて行ってもらえたクリスチャンのあのキャンピングカーに飾られていたものだった。
感激したデイナは、それを自宅のリビングに飾った。
そして場面が変わり、冒頭でクリスチャンが訪れたハーバー神経科学研究所では、所長が新たな見学者に対応していた。
家族の質問に答え、ある投資家の莫大な寄付により施設を運営しており、彼の娘のジャスティンもまた施設で過ごしていると説明した。
彼の娘は、幼少の時より精神障害により言葉が話せないのだが、PCの才があった。
見学している父が、ジャスティンのPCをみるなり興奮気味に所長に「あれはぺンタゴンさえハッキングが可能な最新鋭のマシンをつんだPCだ」と
そして、見学していた息子にジャスティンはPCを使って会話をするのだ。
そう・・・いつもクリスチャンやレイモンドと話すときのあの音声で
クリスチャンの相棒こそジャスティンだったのだ。
そして、場面が変わりクリスチャンがあのキャンピングカーで移動しているシーンでこの映画は幕を閉じる。
【感想】
最高でした!
最初から最後まで飽きることなく見ることができましたし、なんといっても伏線多々ありで謎が最後まで解けず、最後の最後で最大の謎が解ける!
最後には「おぉ~!!」と思わず声に出ちゃいました!
久しぶりにこんないい映画を見ました★
クリスチャンも特殊な役柄なのにしっかりと演じていらっしゃるベンアフさんほんと凄い!
この撮影のために、そういった方たちとお会いして勉強したりしたそうです!尊敬しました^^
いまだに興奮冷めやらぬ感じです。
もう一度・・・いや、何度でも見たいと思える作品でした。
本当なら、デイナとくっついてほしかったけどね^^なんて
ぜひ、見て見てくださいとお勧めしたい作品です。
今回、この記事をよんで気になった人は是非おすすめしますよ^^
むりにとはいいませんけど♪
好き嫌いあると思うので^^
でも、おすすめはさせてください!!笑
最後にキャストを少しご紹介★
主人公クリスチャン役:ベン・アフレック
デイナ・カミングス役:アナ・ケンドリック
レイモンド・キング役:J・K・シモンズ
ブラクストン役:ジョン・バーンサル
メリーベス・メディナ役:シンシア・アダイ・ロビンソン
それでは、今回はここまで!
長くなっちゃいましたが、最後までお読みくださってありがとうございました!
まったね~★