natsumikan’s diary

主に趣味(ゲームやアクション・ホラー映画)を書くぶろぐです^^

洋画 機械じかけの小児病棟

今回の映画は、スペインのホラー映画です。

日本では2006年に放映されました。

監督は【ネイムレス 無名恐怖】【ダークネス】後の大ヒットシリーズ【REC/レック】のジャウマ・バラゲロ監督です。

ネタバレと思われる部分があるかもしれませんので、ご了承ください・・・

 

【登場人物紹介】

【エイミー】

キャリスタ・フロックハート

主人公のナース。

この映画の舞台であるマーシー・フォールズ小児病院でスーザンの後任の夜間看護師として雇われる。

過去に医療事故でのつらい経験をもち、休職していたが今回復帰初の仕事であった。

真面目で責任感の強い心優しい女性。

薬を服用しながら仕事をしており、しばしば感情的になる。

(感情的になった時などに薬を服用していることから精神安定剤かと推測されます。)

 

【マギー】

ヤスミン・マーフィ

難病を患っている少女。

人見知りのためスーザンとエイミーにしかなつかないため看護師のヘレンから厄介者のように扱われ嫌われている。

この病院で度々機械の少女【シャーロット】と英語が書かれた積み木のおもちゃで会話をしたり、姿を見たりしていて詳しい。

お気に入りのブランケットがないと落ち着かない様子。

なついた人にはとても愛情深く優しい。

 

【ロバート】

リチャード・ロクスバーグ

この病院の医師。スーザンとも一緒に働いておりエイミーのことを何かと気にかけている。

怪事件の謎を解くために協力してくれる頼もしい男性。

優しく頼もしく世話好きで素敵な男性。

エイミーのことを度々庇ってくれます。

 

【ヘレン】

エレナ・アナヤ

スーザンと一緒に働いていた看護師。

エイミーに病院のことを案内したり教えてくれる女性。

優しいが少々好き嫌いの激しい女性。子供に対しても感情的になりやすい一面も

結構おしゃべり。

マギーのことをあまり好んでおらず、度々きつい態度をとったり冷たくする。

 

【フォルダー】

ジェマ・ジョーンズ

看護師長の年配女性。

きびきびとしていて、とても厳しい。

何かを知っているが隠している。

エイミーと度々衝突するが、隠し事のためという感じ。

やはりマギーを腫れもの扱いというか厄介者としている。

 

【ロイ】

コリン・マクファーレン

この病院に長くいる黒人男性。

子供たちに度々映画フィルムを持ってきて上映してくれる心優しい人。

病院を壊すにあたって引っ越し作業やらいろいろ手伝ってくれている。

エイミーにも協力的で子供たちからも人気がある。

 

【スーザン】

スージー・トレイリング 

エイミーの前任の夜間看護師。

マギーと親しく、シャーロットのことについて調べている模様。

 

登場人物はざっとこんなかんじです。

もちろんほかにも多数出演しますが、長々となってしまうので割愛させていただきます。

 

今回は、感想だけ書かせていただきます。

なぜかと言いますと…単純にとてもこの映画が気に入ったことと不思議ととても感情を揺さぶられたからです。

【感想】

まず、怖さだけで言うとまぁまぁ怖いといった感じでした。

機械の少女シャーロットの登場シーンはどれも怖さを感じます。

ほかの映画作品を出すのはあまり好みませんが、わかりやすくしたいので…

数十年間封鎖されたこの病院の2階部分は、サイレントヒルの女性看護師がいっぱい出てくるシーンに似ています。

リアリティがあり背筋が凍る感じでした…

シャーロットも凄く怖さがありましたね、でもどこか悲しげな雰囲気がありました。

たんに怖いというよりなにかあるのではないかと思わせるような怖さでしたね。

エイミーとマギーが仲良くなっていくところは、なんだか親子のような姉妹のようなそんな暖かで不器用な感じを醸し出していました。

この二人、どこか似ているように見て取れるところが好きですね。

二人とも相手のために全力をだすあたりなんて愛情あふれまくりですもん。

スーザンが序盤で亡くなるのにはびっくりしましたが、単なる呪いではない表現は気に入りました。

ロイが中盤あたりで亡くなるところは、なんでロイだけこんな残酷な⁉と驚きました。

機械の少女シャーロットの謎を解いていくのは本当に面白かったです。

最初は、患者の少女かと思いきや実はそうではなかった…その事実を紐解いていくと最後のピースが現れる

そして、なぜ患者の子供たちを襲うのかが判明する。

そこには、離れたくないというシャーロットの思いがあるわけです。

わがままのようで不器用な愛。なんとも切なかった…

スーザンとエイミーが出会う年老いた女性二人は心霊現象などに詳しそうなのですが、二人にはすべてを教えてくれるわけではなくヒントのようなものを与えるんですが、この二人の言葉が意外と重く重要な言葉なんです。

ぜひご覧になるときは、注意深く聞いてみてください。

ある種、鑑賞しているこちら側の救いにもなる部分があります。

エイミーのマギーに対する愛情は、深いです。

なんせ、だれも入らなくなった2階部分にマギーのために入るんですから。

もちろんそれだけではないようにも思いますが、大半はマギーへの想いだと思いました。

それから、ロバートはエイミーに気があるような気がします…笑

ラストはハッピーエンドだとは思うのですが、完全なるハッピーエンドではないんです。

ここ、ほんと泣けました。

勢いに乗って書くとすべて書いてしまいそうなほどいまだに興奮しています。

 

ぜひとも見ていただきたい作品なので、感想のみでとどめておこうと思いました。

いや、言いたいんですよ?もうババババーっと解説したいんですが、見ていただきたい!そのためにはネタバレは邪魔になるかと…

ただ怖いだけじゃなく、謎解きのような部分もあり、感動する部分もあり!

見終わった後は、いろいろな感情がばーっと湧いてくる感じでした。

エイミーとマギーの愛と絆の深さ

その深さを育むのに時間なんて関係ない…

幼いからこそ見える部分感じる部分もあるのかもしれないですね

大人のような損得ではなく、純粋な気持ち・愛・絆

それがこの映画の鍵かもしれませんね。

 

今回はこれにて^^

もう一度見たいと思える作品でした。

強制はしませんが、ぜひ興味がわいた方はご覧になってみてください。

私は、ホラーの部分もありましたが心がきれいになる作品だと感じましたね。

もはやネタバレなぶぶんもありありですかね^^;?

申し訳ないです;;